名都で朝飲茶
2017年 02月 14日
日本から会いに来てくださったお友達と金鐘(Admiralty)の名都酒樓へ朝飲茶をしに行きました。トラム通りに大きな看板が出ています。お茶は、油を分解するというプーアール茶を選びました。お茶と一緒にお湯のポットも出てきます。 山ほど蒸籠を載せたワゴンがテーブルの間をやってきます。冷めないように蓋がしてありますが、言えば中身を見せてくれます。見せてと言ったら次々と蓋を開けてくれて、そして一瞬で次々と閉じられました。よく見えなかった、、、。点心が冷めないようにとの気配りなのか、逆にサービスが悪いのか?店員さんが無愛想なのは香港では当たり前なので、慣れたつもりでしたが久々に驚きました。
汁がたれても気にせず、受け皿なしで直接テーブルクロスに蒸籠を置くのが香港流。左上から時計回りに、海老焼売、チャーシューまん、くわいとパクチー入り牛肉団子、挽肉とお野菜とピーナツの入った潮州餃子、カスタードまんです。
次に来たワゴンからは、蒸籠ではなく小皿に入った、薄いサクサクの衣のタロイモコロッケ、春巻き、咸水角(はむそいごっ)というほんのり甘いお餅の中に挽肉が入ったもの。お願いすれば半分に切ってもらえます。日本では形をくずさないよう一人ひとつずつ食べるのが普通ですが、香港では何種類も食べられるように点心を半分に切ってもらうのは普通のことだそうです。店員さんはハサミを持ち歩いていて、さっと切ってくれます。 鶏肉とお漬け物のお粥と牛肉入り腸粉も頂きました。 点心がワゴンでがまわってくる形式の飲茶屋さんは時代とともに減ってしまったそうで、こちらは残り少ない数件のうちのひとつです。次に来るワゴンの中身は何だろう?と気にしながらの飲茶、楽しいです。
by mimosahk
| 2017-02-14 06:00
| 香港名物